きのせい


道すがら一際目立つ樹を見つけて立ち寄ってみたら、樹の裏から現れた地元の子供達に挨拶された。
見上げながら樹の写真を撮っていると、「こっちからの方がよくみえるよ!!」等と嬉しそうに案内してくれた。
大きな樹は遊び場であると同時に彼等の世界の誇りでもあるんじゃないか。
等と妄想しつつ、木の精のような子供達に見送られて、ちょっと爽やかな気分でその場を後にした。

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