KindleDX



諸事情でKindleDXを入手。
取り合えず本の購入はあとにして、論文や資料のPDFビューアとして試用



以下試せた範囲での雑感
無料の3G通信でどこからでも本が買えることや、週単位で持続するバッテリなど、画期的な点はいくつもあるけれど、いざ本を読むという視点で考えるとどうしても欠点が目についてしまう。

・思ったより薄いが、外装はしっかりしてて、意外と重い。
・書き換えは1-2秒程度。我慢できる範囲だが、一瞬ブラックアウトするのが気になる。思考を寸断される。
・表示面積はA5サイズくらい。グレースケールで結構綺麗だけど、元がA4以上のコンテンツだと解像度が足りない感じ。
・日本語不可。ただし、pdfなら今のところほとんど表示できてる。
・ページをめくっていると、表示に数秒~数十秒の時間がかかることがある。主にpdf中の画像が原因。電子ブックフォーマットなら大丈夫なのかもしれないが。
・四方向スティックと大きなボタンによる操作感はよさそう。だが、反応の遅さもあいまってソフト的なUIが非常に厳しい。
・本の選択が単純なリスト表示の上、ディレクトリ構造も取れないため、メモリ上のコンテンツが増えてくると大変そう。

iPadを筆頭に液晶デバイスはこの辺のユーザインタフェースを徹底的に詰めてくるだろうから、電子ペーパーという素材の魅力が勝つか、液晶タッチパネルデバイスの使い勝手が受け入れられるのか、iPad発売以降の勢力図が楽しみではある。







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