不死身のからだ

を持つ昆虫がこども科学雑誌の付録になるとか。
この昆虫は乾燥すると休眠状態に入り、長期間水分、養分なしで生き抜くことができ
、休眠状態下では-253℃の低温、100℃の高温、湿度3%の乾燥下、人間の致死量の数千
倍にあたる放射線を浴びても死ぬことはなく、後に水分を与えると蘇生するというの
です。
乾燥状態で付録としてつけ、蘇生する様子を顕微鏡で観察しましょう、というのが趣
旨だとか。

(↓昆虫(幼虫)写真アリなんで見るヒトによってはグロになりますご注意!!!)
http://www.nias.affrc.go.jp/pressrelease/2003/20030423.html

ユスリカという蚊の一種で(吸血性はなし)、この耐環境能力は幼虫の時にのみみられ
るそうです。原産地であるアフリカの乾季を耐え抜くために身につけた能力なんでし
ょうね。

乾燥生物界のライバルとして名高い(?)クマムシも同等の耐環境能力を持つそうですが
、こちらは1mm前後の小さな虫らしく、日本でもそのへんのこけとかにたくさんいるん
だそうです。なんだか見方によってはかっちょええフォルム。
http://kumamushi.net/


微生物レベルまで視線を落せば熱耐性、嫌気性の生物はいくらでもいるわけで、生命
力に感嘆すると同時に、殺菌消毒なんかも過信はできないなぁと思ったりもするわけ
で。

ていうか件のユスリカが吸血性と繁殖能力を獲得して、病原菌でも媒介しだしたらと
思うとすんごくおっかないことになりそうですね。
どっかのトチ狂った国家がB兵器として研究活用なんてことになりませんように。。

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志賀島