コレジャナイWii

ファミコンソフトも楽しめる新型ゲームコンソールを入手しました。
「テレビに接続するだけで、FCゲームカセットが遊べる、互換ゲーム機。
　更に８種類のゲームが内蔵されています。」（パッケージより）
というFC互換を謳う素敵ゲーム機です。

※本商品は任天堂のライセンス商品ではありません。

という注意書きがほのかに不安を誘いますがそれはそれとして。

早速開封してみたところ、一目瞭然のチープな存在感が、玩具本来の位置づけを雄弁に主張しているかのようでなんとも郷愁を誘います。

FCカセットは手元にないので、内蔵の８種類のゲームを試してみたところ、
・倉庫番もどき
・テニスもどき
・スターフォースもどき
・ロードランナーもどき
・マッピーもどき
etc...
といったファミコン初期の名作をアレンジした作品が入っているようです。

ゲーム性や動作はそのままに、一部のキャラクタグラフィックとタイトル及びコピーライトを書き換えただけのものを「アレンジ」と呼んでよいものかはさておきまして、実際にプレイしてみると勝手知ったる名作の楽しさをそれなりに再確認することができました。

特筆すべきはご丁寧にもBGMにも所々「アレンジ」が加えられている点で、懐かしいフレーズの後に唐突に現れる予測の付かないメロディラインがゲームミュージックの枠を超えた新たな世界を垣間見せてくれますっていうか本気で脱力もんです。


筆舌に尽くしがたい見事なコレジャナイっぷりを以ってUFOキャッチャーの投資額200円分は楽しませていただきました本製品の発売元である(株)ワイ．エス．エヌ．さんには、本日記をもちまして心からの感謝の意を表したいと思います。